野球飯

令和8年:野球飯の講義からの質問を詳しく解説 ★実践編★

令和8年も始まりましたね。

今年もみなさんの活躍を野球飯で応援しています。

先日1/11に今年の練習初め前に野球飯の講義を行いました。

前回の講義内容をしっかりと覚えていてくれる選手が多くうれしく感じました。その中での質問を今回は詳しくお話をしようと思います。

試合中の時間がないインターバルでのエネルギー補給はどうしたら効果的か?

公式戦では勝ち上がれば勝ち上がるほど連戦になったり、試合間のインターバルが短かったり気温が暑く食欲がないのに食べなければならないなどエネルギー補給が難しくなることが多くなります。

そんななかで「試合間のインターバルでいかに効率的にエネルギー補給を行うためにはどうしたらよいか」という質問をいただきました。

まずは、エネルギーに変わりやすい糖質を十分に再補給するこで、次の試合を乗り切るスタミナを確保する必要があります。時間がない時には消化に時間がかからない糖質の摂取をお勧めします。

糖質はすぐにエネルギーに変わりやすいので糖質を多く含むもので、その中でも吸収がはやくすぐにエネルギーに変わる食品の摂取をお勧めします。あんこやクリームは軟らかく食べやすく、甘いので元気が出ると思います。夏場の暑い時にはバナナなどの冷たいフルーツもおすすめです。また、高カロリー飲料やゼリー系飲料も冷やして摂取しやすい食品の一つだと思います。

そしてすぐにエネルギー補給できるものに加えもう少し時間や食べる余力があるときにはおにぎりなどやや腹持ちの良い糖質を重ねて摂取することで持続的にエネルギーが補給され試合中のエネルギー切れにも対応することができます。

まずは、消化の良いものを摂取し体にエネルギー補給を行うこと、その次に次の試合を乗り切るエネルギーも補充することがBESTになります。

自分が摂取しやすいものを見つけて試合の日はしっかりと準備することをお勧めします。

また、前回の野球飯でのお話した「カーボローディング」も取り入れることで、体の中にあらかじめグルコースを貯蓄しエネルギー切れを事前に予防する方法も併用するとさらに効果的だと思います。

暑い日など、お弁当に麺類は適しているのか??やっぱり、米の方がいいのか

昨年の夏も本当に暑かったですよね。そんな暑い日や食欲のない日のお弁当はなかなか進みませんよね。少しでも食べやすいものをと冷やし中華やそうめんをお弁当に持参する選手も多いと思います。

麺類はのど越しが良い反面、米よりも噛まなくなります。そうなると胃での消化に時間がかかり、消化吸収するために胃に血流がとられてしまいパフォーマンスの低下にも影響します。このことが麺類よりも米の方がよいと言われる理由です。でもどうしても食べられなければなんでもいいから摂取しエネルギー確保をする方が効果的ですよね。

ここで食べ物が胃にとどまる時間の目安を紹介します。

食パンやご飯は2時間程度で消化吸収されます。それくらべてうどんは3時間、油分を含むパスタや中華麺は5~6時間かかるといわれます。そうなると、試合中のインターバルにはやや不向きですが1日練習などではよく噛んで麺類を食べることは「あり」です。

このことから、1番目の質問と2番目の質問の返答をうまく組み合わせるという方法もあります。試合中のインターバルにすぐにエネルギーに変わる即効性のある食品と食べやすい麺類や米を余力があれば同時に摂取することで消化時間にタイムラグができエネルギー切れの時間をなくすことができると考えられます。そこに試合の1週間前からのカーボローディングを導入することがBESTとなります。

まずは、自分が食べられる即効性のあるエネルギー源とやや消化吸収に時間がかかるエネルギー源を知ることから始め、いろいろ試して自分仕様のエネルギー補給方法を見つけて、サイコーのパフォーマンスに繋げましょう。

この記事を書いた人

猪谷 栄

アスリート栄養学インストラクター・看護師
高校まで12年野球を続けた兄と高校1年生の野球息子のママです。
まったく、興味のなかった野球でしたが、息子の応援から始まり「栄養や生活習慣で野球息子をサポートしたい!」という思いが高じて資格を取りました。
栄養や日々の生活での気になることを一緒に考えていきましょう。

入団案内はこちら
ページトップ